8月10日、スロッターの頂点を目指す「第2回 日本回胴王決定戦」の直前バトルが行われた。 生粋のスロッターを自負する若手芸人16名が集い、「第2回 日本回胴王決定戦☆直前特番〜若手芸人、回胴王への道〜」で、予選大会行きの2枚の切符を巡ってアツい火花を散らしたのだ。
「若手芸人、回胴王への道」に参戦した芸人スロッター16名は下記の通り。
パチスロ歴12年
パチスロ歴4年
パチスロ歴8年
パチスロ歴10年
パチスロ歴14年
パチスロ歴8年
パチスロ歴5年
パチスロ歴3年
パチスロ歴26年
パチスロ歴4年
パチスロ歴12年
パチスロ歴8年
パチスロ歴11年
パチスロ歴8年
パチスロ歴7年
まず芸人たちは、初期枚数1,000枚にメダルを上乗せするべく、筆記試験に挑む。試験問題は、第1回大会でも問題を作成した、パチスロ必勝ガイド元編集長ルーキー酒井氏によるもの。
この試験では、1問正解するごとに20枚ずつメダルを上乗せすることができる。最大で600枚獲得できるので、競った展開では、試験の結果が大きな意味をもってくる。果たして試験結果はどうなるのか?
限られた時間の中で誰よりも多くのメダルを獲得するには、ARTの「必殺モード」に早い段階で突入させることが求められる。芸人みながその思いを抱いてプレイする中、ART突入のカギを握るボーナスを引いたのは、勝利予想者アンケートでも1番人気を獲得した「とにかく明るい安村」。そして、間髪空けずに「山田ちゃーはん」がボーナスに当選する。
両者のその後の展開は、明暗がくっきりと分かれる。「とにかく明るい安村」が必殺モード突入を逃す一方で、「山田ちゃーはん」は必殺モードに突入させる。しかも必殺乱舞で勝利し、ARTを継続させると上乗せ特化ゾーンの「出陣RUSH」に突入。しかもその間に出陣BONUSを引き当て、さらに乱舞玉を増やしていく。
それを追うのは、「テレプシコーラ 佐藤」。出陣RUSHと出陣BONUSのループによって、一撃で21個の乱舞玉を上乗せさせる。競技開始から30分、早くも混戦の様相を呈している。
ニコ生では、不正村、とにかく怪しい安村などと書き込まれ、なぜか「とにかく明るい安村」のプレイスタイルに疑問の目が向けられた。
競技開始直後にARTに突入させた「山田ちゃーはん」の勢いに陰りが見えない中、猛烈な追い上げを見せたのが1番人気の「とにかく明るい安村」。解説席のモニターにいきなり「乱舞玉×36個」のシーンが映し出され、乱舞玉を40個まで増やす。放送を中継したカメラに乱舞玉を増やすシーンが押さえられていなかったため、視聴者・解説席から「とにかく怪しい安村」と物議を醸すも、出陣チャレンジから出陣RUSHに当選し、さらに出陣BONUSを3回引いたためと判明。解説席と視聴者を安心させた。
1時間30分が経過し、筆記試験の正解数に応じたメダルが芸人に配られる。正解数に大きな差があれば、筆記試験の結果が大きな影響を与えるが、その差はわずか。 最終的に順位を覆すには至らず、競技開始直後に突入した「必殺モード」が競技終了まで継続した「山田ちゃーはん」が圧勝した。
筆記試験の順位と、最終獲得メダルの順位は以下の通り。
1位(30問中25問正解500枚獲得) | テレプシコーラ 佐藤、テレプシコーラ オカダ |
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3位(30問中24問正解480枚獲得) | ギリギリチューン 村田、ぬりえ 市川 |
5位(30問中23問正解460枚獲得) | ギリギリチューン 大坪、とにかく明るい安村、ギャルソン ジャン、山田ちゃーはん |
※最終獲得メダルには、初期枚数、筆記試験の獲得枚数を含みます。
1位(5,630枚獲得) | 山田ちゃーはん |
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2位(3,608枚獲得) | とにかく明るい安村 |
3位(2,937枚獲得) | ギリギリチューン 村田 |
4位(2,681枚獲得) | テレプシコーラ 佐藤 |
5位(2,454枚獲得) | ギャルソン ジャン |
6位(2,444枚獲得) | テレプシコーラ オカダ |
7位(1,422枚獲得) | ギリギリチューン 大坪 |
8位(1,274枚獲得) | ぬりえ 市川 |
競技終了時点でも乱舞玉を使い切ることはできず、残り個数は143個。この勢いのまま福岡予選を迎えられたら、予選突破も固いだろう。
第1クールは、スタートダッシュを決めた「山田ちゃーはん」が、その勢いのままに圧勝劇を見せ、改めてスタートダッシュの重要性を感じさせた。第2クールでは、だれがスタートダッシュを決めるのか注目を集めたが、先陣を切ったのは「エンタリアン 薬師寺」。打ち始めてから5分ほどで殲滅BONUSを当選させる。しかし、必殺モードに突入させることは叶わず、最初に必殺モードを射止めたのは、勝利予想者アンケートで1番人気を獲得した「水玉れっぷう隊 ケン」。「山田ちゃーはん」の台を受け継いだのが奏功したのか、順調に乱舞玉を増やしていく。
次いで見せ場をつくったのが「千葉ゴウ」。最大90%でループする上乗せ特化ゾーンの「激凍アタック」に突入させる。どれだけ乗せるのか視聴者と解説席から期待が集まるが、これがたったの4個のみの上乗せで終わってしまう。競技から1時間ほど経過しても、飛び抜ける者はまだ出てこない。
乱舞玉を大量に乗せることはないが、必殺乱舞を少ない乱舞玉で乗り切り、しぶとく継続させていく「水玉れっぷう隊 ケン」。カメラに映されることはないが、「Mr.ジーマ」も堅調に乱舞玉を獲得していき、気づけば乱舞玉は30個を超える。
そして再び「千葉ゴウ」が激凍アタックに突入させ、これがなんと一撃49個の乱舞玉獲得へとつながる。圧倒的優位に立ったかと思いきや、今度は「Mr.ジーマ」がX-RUSHに突入し、まだまだ混戦は続く。
千葉ゴウとMr.ジーマが、プレミアムの上乗せ特化ゾーンに位置づけられる「激凍アタック」「X-RUSH」に当選させる中、視聴者から圧倒的な支持を受ける「ちゃらん婆 のちゃーん」も「X-RUSH」に突入させ、勝負の行方はますます混沌とする。「千葉ゴウ」が乱舞玉のストックを最大で110個まで増やし、1位は安泰かと思いきや、「Mr.ジーマ」も乱舞玉を着実に増やしていく。
しかし「ちゃらん婆 のちゃーん」は、X-RUSHを活かすことができず、ARTは終了。1位は、千葉ゴウとMr.ジーマの2名に絞られた。
千葉ゴウが小役を取りこぼす一方で、Mr.ジーマは高速消化ながら小役を取りこぼすことなく、堅実な打ち方でメダルを獲得していく。
さらに、出陣BONUSを4回ループさせるなど、強烈なヒキも見せつけ、終わってみれば4,462枚を獲得。第2クールの1位を獲得した。
筆記試験の順位と、最終獲得メダルの順位は以下の通り。
1位(30問中25問正解500枚獲得) | エンタリアン 薬師寺 |
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2位(30問中24問正解480枚獲得) | バビロン千葉、ギチ青柳 |
4位(30問中23問正解460枚獲得) | TEAM近藤、ちゃらん婆 のちゃーん |
6位(30問中19問正解380枚獲得) | 水玉れっぷう隊ケン、Mr.ジーマ |
8位(30問中18問正解360枚獲得) | 千葉ゴウ |
※最終獲得メダルには、初期枚数、筆記試験の獲得枚数を含みます。
1位(4,462枚獲得) | Mr.ジーマ |
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2位(4,112枚獲得) | 千葉ゴウ |
3位(1,815枚獲得) | 水玉れっぷう隊 ケン |
4位(1,107枚獲得) | ちゃらん婆 のちゃーん |
5位(1,067枚獲得) | TEAM 近藤 |
6位 (946枚獲得) | バビロン 千葉 |
7位 (482枚獲得) | エンタリアン 薬師寺 |
8位 (183枚獲得) | ギチ 青柳 |
「若手芸人、回胴王への道」では、MCを「しずる池田」、ニコ生コメント対応を「出雲阿国」、解説をパチスロ攻略マガジンの「トニー」、現場レポーターを「マキシマムパーパーサム つよし」、アシスタントをでちゃう!ガールズの「藤本真由」が務めた。